黒猫陛下の書斎

「試筆」とは、試し書きのことではない。

2013年、買ってよかったもの

 
 
 
2013年も残すところあと少しになった。振り返れば、今年は例年に比べあまり買い物をしない年だったが、その分、手に入れたものは本当に欲しかったものだけだ。今年買ったものの中で、一番買ってよかったものは何か。初めて考えてみる。
 
今年買ったものといえば、iPhone 5、センチュリー#3776、ペリカンのインク、カンケンバッグ、ライフログアプリ「PostEver」、AKGのヘッドホン「K451」、キンドル、スピーカー、ニッカウイスキー「フロム・ザ・バレル」、トーマス・キンケイドのカレンダー……こんなところだ。
 
この中で、iPhone、カンケンバッグ、スピーカーは特に使用頻度が高く、とても満足している。iPhoneは4から5に変えたときにめちゃくちゃ感動したし、K451はオーディオにお金をかける人の気持ちがよくわかった。カンケンバッグは予想外に使い勝手がよかったし、スピーカーはコストパフォーマンスが良すぎて困る。ロジクールZ120で、買った当時はアマゾンで900円台だった。今は1400円台に値上がりしているが、それでも十分に安い。
 
毎日は使わないものでも十分満足しているものもあり、センチュリーは購入してからずっと常用している。ペンクリで一段と書き味がよくなった。そのセンチュリーと組み合わせて使っているのがペリカンのインクで、色はブルーブラック。耐水性のある古典インクである。PostEverは未だにライフログアプリとしては最強だし、キンドルも図書館に通い出すまではかなり使っていた。フロム・ザ・バレルは今年買ったウイスキーの中で最もうまかった。もう4本は買っている。
 
そしてまだ使ってはいないものの、来年のためにトーマス・キンケイドのカレンダーを買った。ビートルズのカレンダーと迷ってこっちに決めた程度には気に入っている。去年亡くなったアメリカの画家で、この人の風景画はやばい。
 
さて、この中で一番を決めたいのだが、俺はやっぱりK451に大賞を贈りたい。とにかくいい音が出るので聴いてみてほしい。音楽を聴いて感動を覚えるということが、実際に起こる。小さいながら低音もしっかり鳴り、音が立体的になるのだが、ジャズやクラシックを聴くときにそれが一番よく実感できる。どんな場所でも、いい音で聴く音楽は気分をがらりと変えてくれるものだ。音楽が好きな人には、音にこだわってほしい。
 
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優秀賞はiPhone 5とフロム・ザ・バレルに。iPhone 5Sは買わなかったが、6は買うと思う。フロム・ザ・バレルは品質と価格が良い意味で全然釣り合っていないので、このままひっそりと売り続けてほしい。こんなうまいものが日本にあるなんて運が良い。
 
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というわけで、2013年の買い物で一番の収穫はAKGのヘッドホンだった。来年は今年よりも買い物ができる気がしているのだが、何があっても買いたいものがいくつかある。パイロットのカスタム74と1本差しペンケース、マックブック、革靴の4つだ。購入次第、このブログに登場するかもしれない。