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黒猫陛下の書斎

「試筆」とは、試し書きのことではない。

買い物オブザイヤー2014

去年、初めて書いた“買い物オブザイヤー”の記事。あまたのブロガーが年末に書くテーマだが、買い物で今年を振り返るという視点はなかなか良い。今後、このブログでも定番にしようと思っている。

 

 

残念なことに、去年選ばれたAKGのヘッドホンは、ある事情があって、いま全く使われていない。ここで紹介されるのは、オールタイムではなく、その年その年のベストなのである。軸がブレないことで有名な黒猫陛下だが、この記事を書いていると、なんだかブレまくりな気がしてくる。今年は節制した生活が続いたため、買い物オブザイヤー2014の栄光はたやすく手に入ったはずだ。ではもう発表。

 

第3位 真空断熱ケータイマグ

 

 

最近コンビニでコーヒーを買うことが多い。専門店より圧倒的に近くにあるし、しかも安くてうまい。どこのコンビニでもICOCAが使えることを知ってから、頻度はさらに高くなったと思う。一つ不満だったのが、紙コップだと冷めやすく、こぼれやすいので気を使うということ。あるとき、ステンレスマグをタンブラー代わりにして持ち歩こうと思いついた。

 

買ったのはサーモスの「JNO-350」。初め、300ml以下の少容量モデルを探していたが、実物を見て、これなら350でもいけると確信。とにかく軽い。アホほど。金属ボディなのに170gしかなく、持ち上げようとすると拍子抜けする。

 

軽量モデルで絞り込むと、タイガーの「MMP-G030」も候補に上がっていたが、こちらはカラーバリエーションに黒がなかったのと、以前購入したタイガーの別のマグがとにかく漏れやすかったので、そのときの恨みがあって敬遠した。

 

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蓋と飲み口の形状も重要なポイント。まずワンタッチオープン式はダサいので却下。蓋がコップになるコップ式か、蓋を開けてそのまま口をつけるマグ式のどちらかで探した。サーモスのJNO-350はマグ式。飲み口がステンレスだとなお良かったが、樹脂製のカバーがついている。曰く、これによって口当たりが優しくなるとのこと。蓋と一緒にカバーも外してやればステンレスの飲み口で飲めるが、さすがにそこまではしない。

 

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蓋が160度回転で開くようになっていて、これがけっこう便利。万年筆のキャップのように、何回もクルクル回さなくてもちゃんと閉まる。

 

肝心の保温性については、今のところ申し分ない。8:00過ぎに入れたコーヒーが13:00頃でもまだ熱いということだけで、俺は満足している。保冷のほうはまだ試していないのでわからないが、ここ数年バカ売れしているサーモスの真空マグカップが「氷が解けない」と絶賛の嵐なので、同じ真空構造のこのケータイマグもたぶんすごいのだろうと思う。

 

第2位 スナップパッド

 

 

これについてはすでに記事を書いた。先日、大阪市立美術館に絵を見に行ったときにA5のスナップパッドが役に立った。このときにわかったのは、立ってメモを取るときは、できるだけ大きいメモを使ったほうが良いということ。字を書くときは手首(の一部)を面に当てることで安定を得るのであって、手首を浮かして書いた途端に、全く安定しなくなる。モレスキンのような小さなノートの場合、紙面の左上に字を書くときだけは手首が面に当たるのでまだ安定しているが、そこから少しでも右や下に行くと、手首が紙面外に押し出されて安定しなくなる。持ち歩きには不便だが、書くときの快適さに比べると、お釣りが来るくらいだ。

 

 

第1位 イヤホン

 



AKGのヘッドホンが役立たずになった直接の原因がこのイヤホンである。購入はヨドバシにて。AKGのヘッドホンを手に入れた次に、AKGのイヤホンが欲しくなって、試聴しに店舗に行った日のこと。とりあえずAKG以外のメーカーも片っ端から聴いていった。そのなかでやっぱりAKGの音はかなり好みで、特に「K374」にはこれだと思わせる感じがあった。

 

しかしものの数分で気が移ることになる。ソニーの「MDR-EX650」と出会った。見た目がちょっといびつだが、耳に挿しただけでちょっと感動する。外耳道が漏れなく蓋されて、ある地点でキュッと止まる。首を振ってもズレない。

 

音はさすがソニーと言わざるを得ない。これでまたオーディオに関してはソニー贔屓が加速してしまった。公式サイトを見ると、ハウジングと音導管に真鍮を使ったとある。形状のほかには、そこが他のイヤホンとの違いになると思う。

 

店でイヤホンを選ぶときはプレイヤー(iPhoneiPod)を持って行って、自分が普段聴いている音楽で試聴するようにしている。もちろん毎回同じ曲で。低音と高音の幅が大きい曲ほど、違いがわかりやすい。クラシックにするときもあるが、このときはBest Coastの「No One Like You」という曲を使った。

 

そうして音の透明感や立体感、低音の強さ、音の籠もりのないことなどをみる。MDR-EX650は1万円を切る価格ながら、笑ってしまうくらいに音が良い。AKGのヘッドホンがとても気に入っていたので、初めはK-451とMDR-EX650を聴き比べても特に違いがないと思ったが、だんだんとその差は明らかになってきた。この2製品を比べる限りでは、間違いなくソニーのほうがすごい。

 

 

ということで、買い物オブザイヤーはまたしてもオーディオだった。