大学に入る直前からPCとポメラで日記を書いているが、その運用の仕方がまだ決まっていない。とりあえずEvernoteに入れていつでも検索できるようにはなっているが、どうしても紙に出力した「物」が手元にないと安心しない。Evernoteに保存するやり方はそれと…
MacBookを使い始めてちょうど4ヶ月が経った。ここでもう一度便利ツールを整理しておきたい。最近使い始めたのもあってちょっと書きたかった。 まずAlfred。無料のランチャーアプリ。さんざんいろんなブログで紹介されまくっているのでここで改めて紹介するの…
10年前に教えて欲しかったものランキングベスト3。 3位:イアン結び 靴紐が解けてる人を見るとイアン・ノットを教えたくて仕方なくなる病 — オツヒト (@_otuhito) 2014, 3月 29 知ってる人は知ってるんだろうけど、俺はツイッターで乙くん(@_otuhito)が言…
俺にとって数少ない舶来の万年筆であり初めての金ペンでもあるスーベレーンは、もうかなり長い間隠居生活を送っていた。プロギアを買ってから出番が少なくなっていくスーベレーン。カスタム74を使い始めてからはとうとうインクが抜かれ、ミイラ状態だった。 …
子供の頃からサングラスが好きで、よく母の車に常備してあるのを拝借してちびっ子ギャングになっていた。父も1〜2本は持っていて、遠出するときはDEENの流れる8人乗りをぶっとばす(唯一の)かっこいい横顔があった。原風景ともいうべき記憶である。 18のと…
カスタム74を使い始めて、2ヶ月とちょっとが経った。2月中旬に手に入れたばかりの新品だが、すっかり日常の道具としてこなれている。1本挿しペンケースも鞄の中で擦れて光沢が出てきた。仕事でもプライベートでもほとんど74しか使っていないので、早いときは…
新聞を読むときに、紙がずれたりばらけたりしてイライラした経験はないだろうか。床に広げて読むなら問題はないが、机の上などで順次ページを後ろに折りながら読んでいると、いつの間にか上下にずれてしまったり、きちんと真ん中で折れなかったりする。それ…
2週間ぐらい前、梅田でこんな物を買った。見ての通り、キーホルダーである。阪急百貨店で6日間だけ開かれた「文具の博覧会2014」に、趣味の合う友人とぶらり立ち寄った日のこと。盛況するカキモリノートやインク工房、パイロットのハイテックCアーティストの…
カスタム74を使い始めてから特にこれといった不満もなく、「いま欲しい万年筆は?」と聞かれたら「ない」と答える。それくらい、この万年筆のことは高く評価している。 しかし、万年筆の世界は深い。購入するかどうかは別の問題として、いろいろ目移りしない…
先日、今年の誕生日プレゼントにと、万年筆をもらった。人から万年筆を贈られたのは初めてだ。もらったのは、パイロットが1992年に発売して以来のド定番、カスタム74。俺はブログでもツイッターでも、このカスタム74が最後の万年筆になると宣言してきた。ま…
いつからかiPhoneにリマインダーというアプリが標準搭載されるようになった。一言でいえばTo Do管理のためのアプリだが、俺にとってTo Do管理やスケジュール管理は、デジタルでやるといちいち機器を操作するのが面倒くさいし、分単位での時間の登録が求めら…
PCのブラウザーは、ここ数年、ChromeとFirefoxしか使っていない。IEは論外として、オペラやスレイプニルなども使ったことがあるが、どうも慣れなかった。IEがまだタブブラウザーでなかった頃にFirefoxを使い始めて以来、それしか使ったことがなかったのだが…
美術館で作品を見るときの作法は人それぞれで、最初から最後まで舐めるように見ていく人もいれば、ちゃんと見ているのか不思議に思うほど見飛ばしていく人もいる。俺は前者で、美術館に行くときは必ずメモを持って行くことにしている。作品の解説の一部を書…
2013年も残すところあと少しになった。振り返れば、今年は例年に比べあまり買い物をしない年だったが、その分、手に入れたものは本当に欲しかったものだけだ。今年買ったものの中で、一番買ってよかったものは何か。初めて考えてみる。 今年買ったものといえ…
何も万年筆に限ったことではないが、同じ道具をいくつも持つ人にとって、多かれ少なかれ個体によって愛着に偏りが出てくることは避けて通れない。俺の場合もまた、できるだけ早く購入することに決めたカスタム74を除けば、いま持っている万年筆の中ではセー…
万年筆は寝かせて書くもの、というのは半分正解であって半分正解でないと思っている。こういう記事があった。マンボウの昼寝「万年筆の筆記角度 再び」http://plaza.rakuten.co.jp/myaa0218nyan/diary/201311120000/たしかに、万年筆はやや寝かせて書く人が…
以前から大騒ぎ、いや小騒ぎしているR&Kのインクについて決定的な情報が入った。ありがたいことに、さまざまなR&Kのインクを使って耐水性実験を行い、その結果を教えてくれた人がいる。 @twaskitter 昨日報告するつもりだったのですが遅くなってすいません…
近年の万年筆ブーム(?)を反映してのことか、朝日新聞に万年筆のコラムが3日連続で掲載された。取材を受けたのは、1日目が『趣味文』でおなじみの万年筆画家古山浩一氏、2日目が神戸ナガサワ文具センターの開発室長竹内直行氏、3日目がセーラー万年筆のイ…
光栄なことに、pgaryさんのブログ「趣味と物欲」で、「ローラー&クライナーは顔料インク」と書いた自分の記事が取り上げられた。そこには実際にR&Kのインクを購入した人が行った耐水性実験の結果が記されている。 結論からいうと、R&Kのインクが(水性)…
Evernoteと連携したサードパーティー(非当事者)製アプリは多く、俺が長く使っているものでいうとFastEver、DraftPad、Mercury Web Browser、CloudMagicなどがある。もっとも、一度ダウンロードしてみたものを含めればもっとだ。こうしたサードパーティー製…
ローラー&クライナーの万年筆インクについて書かざるを得なくなったのは他でもない。古典インクについての記事で「スカビオサ」と「サリックス」が古典インクであることについては述べたが、これらを除く16色が顔料インクであるということをつい先日まで知…
今月、国内最大手のパイロットから初心者用万年筆「kakuno(カクノ)」が発売され、話題になった。ツイッターでフォローする万年筆ファンや文具ブロガーらがこの万年筆を異口同音に高く評価していたので、気にならないはずはなかった。早速いつもの文具セン…
トラベラーズノートに飽きてきたなあと思っていたら、アマゾンでポケット方眼モレスキンが338円で叩き売りされるという“事件"があり、折良く2冊ほど手に入れた。せっかく使うなら好きなようにカスタムしてやろうということで、海外の使用済み切手を貼り付け…
まったく新しいiOS ついに「iOS 7」の正式版がリリースされた。いつもながら、夜更かし組の多かったことだろう。俺もやっぱり起きていたので、2時ちょうどにアップデートを開始するというミーハーぶりを発揮することとなった。アップデート開始から40分後、…
ついに出た「iPhone 5S」と「iPhone 5C」 日本時間11日午前2時、俺が寝てる間にアップルが堂々開催した「Special Event September 2013」では、iPhoneの新機種が2つも発表された。1つは「iPhone 5S」、もう1つは「iPhone 5C」である。イベントの実況および要…
筆ペンと万年筆の共通点 万年筆、ボールペンの他に、もうひとつ好きなペンがある。それは筆ペンである。墨と硯がなくても手軽に筆文字が書ける筆ペンは、今でこそ何の目新しさもない、いやむしろ古くさい道具にすらなっているが、まだ筆と硯と墨を使うしかな…
初めてのモリタ万年筆 先日、『趣味文』にもよく出てくる大阪・北浜の有名店、モリタ万年筆に初めて行ってきた。万年筆が定価より2割ぐらい安く買える上に、修理なども受け付けてくれる。創業1946年とあるから、銀座伊東屋(1904年)や神戸ナガサワ文具セン…
文明が振り切れなかった手書き文字 文字の歴史は意外に古く、アンドルー・ロビンソンの『文字の起源と歴史』(*1)によると、この世に文字の原型が誕生したのは氷河時代、つまり最も古くて紀元前2万5000年も前のこと。「始原文字」を用いて、人々は絵文字的…
先日、とても残念なニュースが耳に入った。耐水性にすぐれたラミーのボトルインク(ブルーブラック)の製法が変更され、もはや古典インクではなくなっているというのである。これまで、ラミーのブルーブラックはボトルとカートリッジとでインクの成分が異な…
センチュリー#3776といえば、言わずと知れたプラチナ万年筆のフラッグシップモデルである。団塊の世代に多い古参ユーザーに圧倒的な支持を得るこのモデルが、最近、若い人々の間でもにわかに注目を集めているらしい。 「日本最高峰」の万年筆 #3776という数…